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反省文の例文と書き方(服装/学生)
多くの中学校や高校では制服の着用を義務付け、その着こなしについても校則で細かく規定しています。制服のない学校でも、服装についての校則やガイドラインを定め、生徒の自由な服装を規制しているところが少なくないようです。
入学してから初めて校則の詳細を知った人も少なくないでしょうが、そのような校則のある学校に入った以上は、卒業までそのルールに従うしかありません。
校則違反で反省文の提出を求められたときは、素直にその指示に従うべきです。
反省文の書き方
通常、反省文は人生で何度も書くものではありません。そのため、生まれて初めて反省文を書くという人も多いはずです。反省文には、文字通り「反省」を書きますが、ただ「反省しています」というだけの文章では反省文として成立しません。
文頭には事実を書く
まず、反省文の文頭には事実を書きます。
服装違反による反省文を書く場合は「○月○日、私〇〇× ×は、〇〇先生より服装の乱れについて注意を受けました」など、実際に起ったことを書きましょう。
自分が犯した失敗を具体的に書く
次に、自分が犯した失敗について書きます。
服装の乱れによる反省文の場合、たとえば「私は本日学校の規定に外れた色つきのシャツを着て登校をしてしまいました」などでしょう。自分が何について反省をしなければならないのかということを明確にしてください。
もしも複数の失敗を犯している場合は、省略せずそれら全てについて触れます。
失敗をした理由について書く
次に、反省文を書くに書くことになった理由について書きます。
服装であれば「これくらいなら良いだろう、という小さな違反を繰り返し、気がついたときには先生から注意をされるほどの違反になっていました」などかと思います。
何かのせいにするような書き方をすると、また同じ失敗を繰り返すだろうと思われやすくなります。あくまでも自分がなぜそのように最終的な決断をして、注意をされるような服装をしてしまったのか、という部分について書くことが大切です。
今後の対策を宣言する
反省文には、反省だけではなく、今後どのようにするのかという対策も書かなくてはいけません。対策がなければ、また同じことを繰り返すだろうと思われることになります。
この時に注意をしたいのは「○○するようにしたいと思っています」などの、やんわりとした対策ではなく「〇〇します」「× ×はしません」と、言い切りの形で宣言をすることです。
最後はお詫びの言葉で締める
反省文の最後は、改めてお詫びの言葉で締めます。
この時に注意すべきことは「すみませんでした」「ごめんなさい」など、軽めの謝罪をしないことです。反省文はカジュアルな文章ではないので「申し訳ございません」などフォーマルな言葉を使うよう意識してください。
反省文を書くときのポイント
反省文は、自分が反省をしていることを相手に伝えるために書きます。そのために大切なことは、誠意を持って書くということです。
言い訳を書かない
反省文を書くときに注意しなければならないのは、言い訳をしないということです。
反省文を書くことになった失敗には、他人や環境が影響していることもあります。しかし、基本的に反省文には、自分がしたことの反省しか書きません。
丁寧な文字で書く
反省文は基本的には手書きです。学校によっては、パソコンでの反省文作成を認めているところもあるかもしれません。
手書きで反省文を書くときに気をつけたいのは、丁寧な文字で書くという事です。
反省文は早めに提出!
反省文は早めに提出をするようにしてください。提出を命じられたら、基本的には当日中に提出をしましょう。
もしも下校時間間際に反省文の提出をするよう指示された場合は、翌日の朝に提出できるように準備します。
校則違反の反省文例文・服装
(※学校の定めた書式に従って、日付け・学年・クラス・氏名などを記入します。)
私は、シャツの裾をズボンの外に出して登校し、校則に定められた「登下校のときにもシャツの裾はズボンの中に入れる」という規則に違反しました。
生徒として守るべき校則に違反したことと、当校生徒にふさわしくない身なりをして学校の規律を乱したことを深く反省し、お詫びします。また、今後はつねに服装に気を付け、二度とこのような校則違反をしないよう心掛けます。