目次
「願書」の意味
まずは「願書」の意味について解説します。
願書とは「許可を取るために提出する書類」
「願書(がんしょ)」とは、志望する学校へ受験の許可を取るために提出する書類のことです。「願書」の「願」は、学校へ入試を願い出る、という意味があります。「書」は書類を示す「書」です。
子供が小学校受験をしたい、というので志望校の願書を提出してきました
中学生は、高校の願書を自分で書いて提出することが多いらしい
「願書」は受験を願い出る書類であるため、願書を提出して受理された後に受験票が送られ、その後入試を迎えます。
願書は志望校から取り寄せる書類
「願書」は志望校から取り寄せるのが一般的です。志望する学校の受験要項等に書かれてある方法で願書を請求します。
志望する学校が近い場合や、学校の仕組みによっては、学校で直接受け取れることもあるようです。
「願書」の英語表現
次に、「願書」の英語表現について解説します。
「願書」は英語で「application」
「願書」を英語で表す場合は「application」を使います。「application」とは「申込」「出願」という意味の名詞です。
I send in a written application.(願書を提出する)
He file an application for a job.(彼は就職試験の願書を提出した)
「願書」の書き方
以下では、主な願書の書き方を簡単に説明します。
①氏名や住所など必要事項を記入する
まずは、願書に必要事項を記入します。必要事項とは、主には氏名・住所・電話番号・受験する学部、などです。
願書に必要事項を記載する場合は、住民票や戸籍と同じ字体の文字を使う必要があります。
②筆記用具は指定されたものを使う
願書は、学校によっては「鉛筆で記入してください」「ボールペンで記入してください」など、記入する筆記用具が指定されていることがあります。志望する学校が定めた筆記用具を使いましょう。
③写真は3か月以内に撮影したものを
多くの願書には、写真を添付しなければなりません。受験する本人の上半身の写真で、顔が鮮明にわかる写真を使います。
使う写真は、直近のもので撮影から3か月以上経過していないものが求められることがほとんどです。
④書き間違いは指定の方法で修正する
願書に記載するときに、書き間違えてしまったら、指定されている方法で書きなおします。
修正テープを使って良いのか、二重線で消して訂正印を押すのか、などその学校が定めた修正方法で修正をしてください。
⑤印鑑は朱肉を用いて押すものを
願書に押す印鑑は、朱肉を用いるものを使います。シャチハタなど、朱肉を使わない印鑑は受け入れてもらえないことがほとんどです。
「願書」の提出の仕方
次に、「願書の提出の仕方」について解説します。
①封筒は白色が好ましい
願書を入れる封筒が、学校から指定されていない場合は、白い封筒を使うと安心です。茶封筒ではいけないと決まっていなければ、茶封筒でも問題はありません。
②封筒のサイズは願書に合ったもの
願書を入れる封筒は、願書のサイズに合ったものを選びましょう。基本的には願書は折らずに、そのまま封筒に入れて郵送します。ちょうど願書より一回り大きいサイズの封筒であれば、ぴったりと収まるので見た目もきれいです。
③指定封筒の場合は「行」「宛」を修正する
学校が指定している封筒の表書きには、学校名の後に「行」もしくは「宛」と、事前に書かれていることが多いようです。この「行」や「宛」は、二重線で消して「御中」もしくは「様」に書き換えます。
④郵送の場合は簡易書留で出す
願書を郵送で出す場合は、普通郵便ではなく「簡易書留」で出します。「簡易書留」とは、発送した封書の追跡ができる発送方法です。大切な書類であるため、万が一紛失した場合に備えて、追跡ができる発送方法を選びます。