【間違えやすい】重々 の意味と使い方・例文

重々 の意味と使い方・例文

「重々」(じゅうじゅう)は「重重」とも書き、「何度も」・「念を入れて」・「十分に」といった意味です。

中国語にも「重重」という単語がありますが、日本語の「重重」とは意味が違いますので、江戸時代にはすでに使われていた「重ね重ね」(かさねがさね)という言葉を漢語表現にして「重重」という熟語が生まれ、同時にその簡略表記として「重々」とも書かれるようになったのでしょう。

日本では、古来、男の文章や公文書は漢文であり、女の文章は仮名書きでした。その影響は現代にまで残り、公文書・論文やビジネス文書は、漢字熟語を中心とした硬い文面が当然のものとされています。「重々」などもそういう硬い文書で使用される漢字熟語のひとつです。

【重々の例文】

この建物が貴重な文化遺産であることは、重々承知致しております。
そのことは重々承知の上で、敢えてお願い致します。
あなたに悪意がないことは重々承知しています。
日頃より重々ご尽力頂きまして、厚く御礼申し上げます。
この度の不始末につき、重々お詫び申し上げます。
愚息がとんだ不始末を仕出かしまして、重々申し訳ありません。