目次
質問の言葉の例文一覧
【改まった文面の場合】
【親しい人に書く場合】
目上の人に質問するときの注意点
目上の人に何か質問をする、という場面ではいくつか注意しておきたいことがあります。どれも正式な決まりではありませんが、少しでも相手に気持ち良く質問を受け取ってもらうために、覚えておきましょう。
①気遣いの言葉を付け加える
1つ目は、質問をする相手へ気遣いの言葉を付け加えるということです。相手が仕事中であれば「お忙しいところ恐れ入りますが」「お手すきのときで結構なのですが」など、一言付け加えることを心がけましょう。
さらには、相手が質問の答えを知らないかもしれないことであれば「ご存知でしたらお教えいただきたいのですが」「よろしければご教示ください」など、「知っていれば・もし良かったら」という意味の言葉を付け加えるようにしましょう。
②質問は丁寧にする
2つ目は、質問はできるだけ丁寧にすることを心がけるということです。相手が友人などであれば「どういう意味?」「それは何?」と、気兼ねなく、知りたい部分だけを尋ねることができます。しかし、相手が目上の人の場合、それでは失礼になります。
③質問に答えてもらったらお礼を伝える
3つ目は、質問をし終えた後のことです。目上の人に限ったことではありませんが、質問に答えてもらったらそのことについてのお礼を伝えましょう。
特に就活の面接で逆質問をする場合などは、質問が終わったあとのお礼に注目されていることもあります。答えてもらったことへのお礼と、自分が良く理解できたということをきちんと伝えることを忘れないようにしましょう。
④質問は「依頼系」を心がける
4つ目は、質問をする際の「語尾」についての注意点です。通常、同僚や比較的フランクに話せる人との会話では「~を教えてください」などの語尾を使います。これはこれで非常に簡潔で、すっきりとした印象を与える言い方です。
しかし、目上の人への質問では「依頼系」といわれる語尾を使うことがマナーです。。
一方で、相手に必ず答えてもらわなくてはならない質問(相手が質問の答えを必ず知っていて、かつその答えが絶対に必要)の場合は「~ください」「~願います」などを使います。「お名前をお聞かせください」「この件についてご説明願います」とすることで、丁寧でありながら相手に拒否をさせない質問形式となります。
⑤質問と一緒に使う言葉を覚えておく
5つ目は、質問と一緒に使う言葉にバリエーションを持たせておくことです。
これらの言葉をひとつでも多く知っておけば、状況や質問内容に合った気遣いをすることができます。