間違えやすい「いずれにせよ」の意味と使い方・例文

いずれにせよ の意味と使い方・例文

「いずれにせよ」は、「どれ」・「どちら」の意の代名詞「何れ」に、仮定の動詞句「〜にせよ」が接続したものであり、選択肢に関係なく「どちらにしても」という意味です。

また、そこから転じて、ことの成り行きに関係なく同じ結果になるというニュアンスの「どうせ」・「どのみち」・「どっちみち」という意味でも使われます。

「どれ」・「どっち」ではなく、文語調の「何れ」と「せよ」(動詞「す」の命令形)が使われていることから、硬い文章や丁寧な会話に向いています。なお、「いずれにせよ」の同義表現として、「いずれにしても」や、より丁寧な「いずれにしましても」があります。

【いずれにせよの例文】

〈「どちらにしても」の意味で〉
高速と一般道のいずれにせよ、到着の遅れは免れないでしょう。
何れにしましても、料金と所要時間は変わりませんので、皆さんに喜んで頂けるコースをお選びください。
〈「どうせ」・「どのみち」の意味で〉
いずれにせよ、避けて通れないことですから、十分な準備をしておいてください。
何れにしましても、私はお役に立てませんので、このお話はお断りさせて頂きます。
いずれにせよ、一般庶民には関係ない話だね。