「抱負」の意味と語源・ビジネスで使える「抱負例文一覧」

「抱負」の意味と語源

まずは、「抱負」の意味と語源について解説します。

「抱負」とはこうしたいと思う考え

「抱負」とは、日頃から自分が「こうしたい、こうでありたい」と心に思っている考えや計画のことです。

私の今期の抱負は、新規契約20%増です

彼は毎日、その日の抱負を決めて出社しているそうだ

目標や願望、希望ややろうとしている行動など、自分が「こうしたい」と考えていることが「抱負」です。

「抱負」の語源は

「抱負」は「抱」と「負」の二文字から成る熟語です。「抱」と「負」には、それぞれ以下のような意味があります。

「抱」:心にいだく思い

「負」:頼む

心に抱く思いを叶えるように、自分自身に頼む姿勢から「抱負」と言われるようになったそうです。

ビジネスシーン・学校で使える抱負例文一覧

以下では、さまざまなシーンで使える「抱負」の一覧を例文と一緒にご紹介します。

【新年の抱負】

旧年中は何度か風邪をひいてしまい 仕事にも影響が出てしまいました 今年は体調管理を徹底を抱負とし 仕事に全力を注げるようにします

今年の○○の資格試験に合格することが私の抱負です コツコツと勉強する毎日は苦しいと思いますが 自分の将来のためだけでなく会社の戦力となるためにも精一杯がんばります

私は今年 コミュニケーション力を磨くことを抱負にします お客様と質の良いコミュニケーションを取り 言葉にされていない真意を読み取ることが目的です 皆さんにもこれまで以上に話しかけると思いますが 何卒よろしくお願いいたします

【社内報に載せる昇進後の管理職の抱負】

今期より部長を務めることになりました。私の今期の抱負は新規プロジェクトの立ち上げです。これまで課長として務めてきましたが、現場では素晴らしいアイデアが日々出続けています。早速いくつか目星をつけていますので、皆さん楽しみにしていてください。

今期より総務課長を務めることになりました。今期の私の抱負は社内の設備点検とクリーンアップです。我が社の社員はみんな元気いっぱいですが、社屋はすこしくたびれて参りました。社員の安全のためにも設備点検を徹底し、皆さんが過ごしやすいようクリーンアップも行って参ります。皆さんご協力をよろしくお願いいたします。

今期より代表取締役社長を務めます田中です。私の今期の抱負は社員の満足度向上です。会社は社員なしでは機能しません。まずは社員の皆さんが会社に満足して働けるよう、アンケート調査を元にした改革を行って参ります。もっとこうなら働きやすい、などご意見がありましたら、ご遠慮なく私にメールでお知らせください。よろしくお願いいたします。

【高校生・大学生:面接時の生活面での抱負】

私の抱負は規則正しい生活を送ることです。卒業前でやらなければならないことは確かに多いのですが、夜遅くまで起きている生活に慣れてしまいました。健康のため、卒業後のためにも、夜は12時までに休んで、朝は遅くとも7時に起きる生活に戻したいと思います。

私の抱負は、人と積極的に話すことです。先日、自宅の電話が鳴ったので出たのですが、普段電話で話さないため上手く話せませんでした。企業に入ればお客様や社内の方と電話で話す機会が多いと聞きます。まずは、これまでSNSやメールで済ませていた家族や友人とのやり取りをできるだけ会話にして、平行して電話にも慣れていこうと考えています。

私の抱負は金銭感覚を磨くことです。卒業後は、自分の給料で生活をしていかなければなりません。しかし、今の私はまだお金の使い方や、物の価値を理解できていないように思います。自分が得たお金をどう使えば無駄がなく、きれいに使えるのかということを考えるところから始めるつもりです。

抱負をスピーチする場合のコツ

最後に、抱負をスピーチの場面で披露する場合のコツについて解説します。

「私の抱負は○○です」と最初に言う

まず、スピーチの場面では「私の抱負は○○です」と最初に言い切ります。最初に抱負を明確にすることで、その後の背景などの理解がしやすくなるためです。

最初に言い切っておらず、スピーチの中で「~というのが私の抱負です」と急に言っても聞き手が理解できない場合があります。

抱負を決めた背景について触れる

次に、なぜそれを抱負にしたのかという「背景」について触れます。背景がわからなければ、なぜその抱負が掲げられたのかの理解ができないためです。

背景は長くなりがちな部分ですので、できるだけ簡潔に話すよう意識をしましょう。

時間は1分以内を目安に

最後に、スピーチで抱負について話すのは1分を目安にします。自分のことは、話し始めると止まりにくく、気がついたら長くなってしまいがちです。長くなると聞く側が疲れるだけでなく、話の焦点もぶれてしまいます。

きっちり1分以内で終わらなければならない、というわけではありませんが「少し短いかな」と思うくらいでちょうど良いと覚えておきましょう。